明日からの総額表示による報道を見聞きしていて違和感を感じた!
消費者の買い控え対応として企業側では、
- 販売価格を上げた商品とそのままの商品を併売
- 商品の販売価格を変えない(値下げ・企業負担)
の対策をしているそうだ。
普通ならばふ〜ん、そうかってスルーしているところ、確定申告をした後だったので税に敏感になっていたためか違和感を感じた。 消費税は正しくはその物を消費する人が支払う税であるはずなのにこれって他人や社員が代わりに税金を払っていませんか?
報道では最初の対応として、例えば飲食店では総額表示になってもメインの商品は前と価格が同一にして、代わりにサブメニューの価格を消費税+αの値上げすることで飲食店のトータルの売り上げとしては変わらないようするらしい、つまりメインの商品しか食べない人は消費税は支払わず、サブメニューも食べる人はサブメニューの値上げ分で自分の分の消費税に加えて他人の消費税の一部を負担していることになりませんか。
また、二つ目の例は単純に総額表示になって販売価格は変わらないっということで、これは消費税分を利益を削ったり、素材・製造等の下請けを含めて価格ダウンによって広く薄く企業側で負担してすることになる。 つまり消費税を正しく商品に転嫁しないことで、消費税分売上・利益が減り、売上・利益が減る分、回り回って従業員等への給与が抑えられる。 つまり消費者の消費税を会社・従業員が支払うことになる。
国としては誰が払っても最終的には税収として入ればいいからどうでもいいかもしれないが! 税負担の公平性からは違和感を感じます。
総額表示になって値上げされた商品等を購入したあなた、総額表示になっても販売価格が変わっていない商品を販売しているあなた、あなたはもしかしたら他人の税金を支払っているかもしれませんよ!!
では・・・
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