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- 26-05-2020:所感を追記しました
巷ではHyperJuice GaN 100W Dual USB-C/USB-A充電器のクラウドファンディング(特にINDIEGOGO)での納期トラブルや製品/動作不良で騒ぎになっていますが(私の主観であり実際巻き込まれています)、性能・形状から類似品だと思っているTUNEWEAR (日本代理店フォーカルポイント)のTUNEMAX 100W GaN(ブラック)が届きましたので1stレビューを。
まず、TUNEMAX 100W GaNについて簡単のご紹介しますとTUNEMAX 100W GaNはUSB PDに準拠しました最大100WのGaN充電アダプタでUSB-CとUSB-Aを各2ポートの4ポート搭載し公称世界最小級、クレジットカードサイズの充電器です。 詳しくはこちらを参照して下さい。 では、開封から始めます。
パッケージ&開封
では、届いた段ボールを開封取り出しました。
購入したのはブラックで箱は黒い箱にブラックの充電器でしまって見えます(写真上)、箱の裏面はUSB-C/Aの説明と主要スペックが記載されています。(写真下)
仕様は、
- 寸法 : 85.1(W) x 62.0(H) x 28.9(D)
- 重量 : 208g
となっており、ポートの順番はLEDを下にして、USB-A1,USB-A2,USB-C1,USB-C2となります。 次は開封です。
開封するとまずお目見えするのは専用収納ポーチ(写真上)、その下には説明書、それを退けると充電アダプタがお目見えします。(写真下) う〜ん、惜しい。
せっかく綺麗なパッケージなんだからiPhoneと同じように充電アダプタとほぼ同じサイズにした方が高級感が出せるのでは・・・
外観
いよいよ取り出します。
ツルツルしてなくて持った感触はうん悪くないです。 RAVPower等からもう少し低めの90Wや65Wで2ポートや3ポートでさらに小さいサイズもありますがRAVPower61Wよりもスリムなので悪くないです。 65W・90Wクラスで主要なUSB-PD充電器の比較表を作ってみました。(写真下)
コンセント部分には変換プラグが取り付けられるように加工されています。この部分もHyper Juiceと同じです。(写真下)
ポートはUSB-Aは黄色、USB-Cはオレンジぽい色でLEDは程よい明るさです。(写真上) さて、重量測定をしてみますと、
公称208gに対して195g、13g程軽いです。
RAVPower61Wとの外観比較
比較対象としてRAVPower 61Wと外観比較してみました。
まずは横幅です。(写真上) RAVPowerはやっぱり横幅ありますね。コネクタ(USB-C)にケーブルを差し込んだ感触はRAVPowerの方が良いです。 奥行きはTUNEMAX 100W GaNは大きいですね。 ただ、ポケットに入れた感じはRAVPowerは横幅の影響でしっかり膨らみますがTUNEMAX 100W GaNはスリムなので圧迫感は少ないです。
コンセントの位置はTUNEMAX 100W GaNの方が少し下に来ます。(写真下)
上から見た感じです。(写真下)
出力仕様
4ポートの出力組み合わせは写真下となります。 MacBookPro15とYoga730と1台で済ませられないかと思いましたが難しいです。 USB-C1をMacBookPro15(45W)、USB-C2をYoga730(30W)にするとYoga730がLED点滅(赤)で電力不足表示となります。USB-C1をYoga(45W)、USB-C2をMacBookPro(30W)にすればYoga側はACアダプタとほぼ同じとなり問題無いですが、MacBookPro15はバッテリを少しずつ消費してます。MacBook系ならば45Wと30Wの組み合わせで不足分バッテリが消費されるかもしれませんがもう少しましになりそうですが。
また、出力配分表には、
- USB-C1 & USB-C2 & USB-A1
- USB-C1 & USB-C2 & USB-A2
の組み合わせがありませんが試してみたところ出力配分表の一番下の出力配分、
- USB-C1(45W) & USB-C2(30W) & USB-A1(12W)
- USB-C1(45W) & USB-C2(30W) & USB-A2(12W)
となるみたいです。
所感
出力としては希望的には、
- USB-C1(45W) & USB-C2(30W) & USB-A1(18W) = 93W
- USB-C1(45W) & USB-C2(30W) & USB-A2(18W) = 93W
となって欲しいところですし、MacBook Pro15を使っているので
- MacBookPro15
- iPad Pro11 or 12.9
- iPhone
への電力供給を1台のUSB PD充電器で済ませるためには最大120W出力で、
- USB-C1(60W) & USB-C2(30W) & USB-A1(18W) = 108W
- USB-C1(60W) & USB-C2(30W) & USB-A2(18W) = 108W
又は、
- USB-C1(60W) & USB-C2(45W) & USB-A1(12W) = 117W
- USB-C1(60W) & USB-C2(45W) & USB-A2(12W) = 117W
が日本の定格15A以内で実現出来る仕様でしょうか。
追加動作確認
追加で以下の組み合わせを動作確認しました。(USB PDのチェッカを買わないと)
- MacBookPro15(2019) : USB-C1
- iPad Pro10.5 : USB-A1
- iPhone11Pro Max : USB-A2
McBookPro15でのシステムレポートでは60Wとなっていますので、
- MacBookPro15(2019) : USB-C1 ➡️ 60W
- iPad Pro10.5 : USB-A1 ➡️ 12W
- iPhone11Pro Max : USB-A2 ➡️ 12W
の出力になっていると思います。
つづく・・・
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