‘2021/04/27 評価条件の1と2の記述を修正しました。
はじめに
「OWC Thunderbolt Dock」の40Gbpsの通信性能を持つThunderbolt 3を4Kや5KのディスプレイならばまだしもWQHDのディスプレイと手持ちの機材で特に何かを評価できるわけではありませんが、Thunderbolt Dockを経由したデメリットがあるのかどうかを手持ちのNVMe PCIe3 or 4のM.2 SSDへのアクセス速度を速度測定ツールで測定してみました。 シチュエーションとしてはネット動画を見つつ、SSDへのデータアクセスをするような感じです。
結論としては、すでに測定前の使用感ではメリットばかりで私ぐらいの環境ではほとんど影響はなくデメリットはありません。
評価
測定機材は設定のページの通りでThunderbolt 3 NVMe M.2 SSDケース(PCIe 4対応)とPCIe 3のWD SN550 Blue 1TB SSDを組み合わせた外付けSSDに対するアクセス速度を以下の条件でAmorphousDiskMark3.1で測定してみました。
- 本体のThunderboltポートに外付けSSDを接続
- 本体+Thunderbolt DockのポートにSSDを接続
- 本体+Thunderbolt Dock+SSD+有線LAN(動画再生)
- 本体+Thunderbolt Dock+SSD+DPモニタ+有線LAN(動画再生)
では測定を以下に、
左から時計回りに1→2→3→4での計測値となります。 PCIe 3のNVMe M.2 SSDではこの程度の条件では差異は出ませんでした。 Thunderbolt 3(4)の通信速度内なのでしょう。 SSDをPCIe 4のSAMSUNG 980PRO 1TB SSDに変更して1と4の条件を測定してみたのがこちら、
左が1、右が4の計測値となります。 少しだけ差異が有るようにも見えます。 差異としてはReadは4の条件が早く・Writeは1の条件が速いようなのはOWC Thunderbolt Dockに搭載されているコントロールチップの効果なんでしょうか? 私の日常の使用状況では余裕なパフォーマンスでした。
では
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